『負けヒロインが多すぎる』は、多くのキャラクターたちが織りなす複雑な恋愛模様が魅力の作品です。その中でも注目のシーンの一つが、温水の告白です。
温水の告白シーンは、本人が無自覚で言っていることもありますが、ヒロインたちの心を動かしており、話題となっています。
温水が果たして何話に告白しているのか、原作小説を元に紹介していきます。
※この記事は原作小説の第6巻までのネタバレが含まれています。
温水和彦とは?
温水は『負けヒロインが多すぎる』の主人公です。
鈍感系で女心が分かっていないと負けヒロインたちに揶揄されながらも、文芸部へと入部し、部長まで務めています。
ぼっちでも平気だった彼ですが、八奈見などの負けヒロインを含む一癖も二癖もあるキャラクターたちと関わることで、原作1巻の初登場から6巻までを通して人としても温水は成長しています。
温水の告白シーン
物語の中で、温水が告白するシーンが原作何話なのか、そして、告白シーンの具体的な描写や台詞を引用し、その場面がどのように展開するかを各キャラに対する告白シーンを詳しく紹介します。
小鞠知花への告白
原作3巻の文化祭が終了し、玉木先輩が部長を引退し、正式に部長を小鞠が担当することに。
部長会へ向けた練習をしながらも小鞠は居なくなる玉木先輩達だけでなく、温水たちもそれぞれの居場所があって、自分には文芸部しかない。
だからこそ自分だけで守れるようにならないといけないのだと想いを打ち明けます。
それに対して温水はスマホを使ってグループトークへと
『俺、ずっと一緒にいるから』
負けヒロインが多すぎる!第3巻~4敗目~結果責任についての話をしようか
と送るのでした。
この文章を見た八奈見たちは温水が小鞠へと告白したのだと思いますが、当の本人は文芸部を辞めるつもりがないからそう送ったという始末。
しかし、この温水の告白とも取れる言葉から小鞠は温水に対して想いを寄せていく描写が多くなっていきます。
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八奈見杏奈への告白
1巻の最後に、ぼっちでも楽しくやれていた温水ですが、文芸部で八奈見たちと過ごすのも悪くないと感じていました。
そこで、今まで友達が居なかった温水は、相手に想いを伝えないと友達になれないと思っており、八奈見に友達になって欲しいと告げます。
しかし、この時付き合って欲しいと告白されるのだと勘違いした八奈見はごめんなさいと言うのでした。
なぜかフラレた温水ですが、八奈見と無事友達になります。
恋愛的な意味での告白はありませんでしたが、この出来事をきっかけに2人の距離は巻を重ねる毎に親密さが増しているので、今後関係性に変化があるかもしれませんね。
原作6巻で横顔が素敵だったと温水が本音を漏らすシーンもありましたね
又、原作5巻のバレンタインでは八奈見の作ったチョコに対して、他の人に食べさせるわけにはいかない。責任をとる。など告白とも取れるワードを連発し、姫宮を勘違いさせました。
原作6巻で勘違いという伏線は回収されました。
志喜屋夢子への告白
志喜屋さんに対して温水はクリスマスイブに誘い出したり、ボドゲカフェに2人で行こうと誘うなど恋愛イベントは多く発生しています。
そんな中、原作5巻で学校見学会で中学生を案内し、甘夏先生の授業聞いている際に現れた志喜屋さんに写真を撮られた温水は自分の写真に需要はないのではと言いつつも
「先輩の写真ならともかく、俺のなんて誰も欲しがりませんって」
負けヒロインが多すぎる!第5巻~4敗目~手放す覚悟
と想いをこぼし、志喜屋さんをこの後デートに誘います。
2人でボドゲカフェデートの伏線はまだ回収されていませんね。
この告白による志喜屋さんと温水の関係に大きな変化はありませんでした。
けれど、原作4巻のクリスマスイブでの出来事以降、温水と志喜屋さんの双方共に、少し互いを意識する描写が多くなった気がしますね。
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馬剃天愛星への告白
原作4巻から急激に仲を深めにた馬剃。
志喜屋さんと月之木先輩の仲を解決したことに対して温水へお揃いのマフラーをプレゼントします。
それに対して温水はラノベと佳樹からのアドバイスを参考に
「本当にありがとう。これを見るたびに天愛星さんのことを思いだして大切にするね」
負けヒロインが多すぎる!第4巻~4敗目~16歳のプロローグ
この告白から馬剃は温水との関係を深めようと、勉強などいろいろと理由をつけては一緒にいようとしたり、お礼をしようと画策しているシーンが描かることが多くなりました。
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倉田先輩への告白
原作6巻で、焼塩のことで倉田先輩と話すことに。
その際、陸上部一同に絡まれた温水は
「……先輩、二人だけでお話できませんか?」
負けヒロインが多すぎる!第6巻~2敗目~涙の数だけ湿っぽい
と倉田先輩に提案します。
しかし、それをデートの誘いだと勘違いした倉田先輩はあたふたしつつもデートのプランを話し出します。
他の陸上部のツッコミにより、部長同士で話をしようと意味で言ったということに対して理解しつつも場は微妙な空気が流れるのでした。
その後、この告白により倉田先輩と温水の関係の変化はないことから、2人が今後恋愛に発展してくっつく可能性は低そうですね。
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温水は誰かと付き合うの?
温水は今のところ、誰とも付き合ってはいません。
たくさん登場するヒロインたちといい感じにはなるも、肝心の温水は無自覚での行動も多く、誰かと関係が進展するかは今後の展開次第かもしれません。
温水の彼女になる可能性はヒロインたちみんなにありますね
『負けヒロインが多すぎる』オススメ購入方法
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まとめ
今回は『負けヒロインが多すぎる』温水のヒロインたちへの告白は原作何巻なのかについて紹介しました。
温水自身は、恋愛的な意味で告白したことは今の所ありませんが、鈍感系主人公故にいろいろとやらかしてますね。
ヒロインたちへの告白は…
- 小鞠知花:3巻
- 八奈見杏奈:1巻
- 志喜屋夢子:5巻
- 馬剃天星愛:4巻
- 倉田先輩:6巻
焼塩へだけは目立った告白はありませんが、原作6巻で彼女との距離は急接近。
可愛いヒロインたちに囲まれ、自身を過小評価することで彼女たちとの進展が停滞しているように感じます。
温水が誰か1人に恋することはあるのでしょうか?
この先の物語の展開にも注目したいですね。
気になった方は是非原作をチェックしてみて下さい。
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