『負けヒロインが多すぎる』の7巻が発売されました。
今巻では、温水たちが2年生となり新入生へのオリエンテーションから物語がスタートします。
姉の前で温水を彼氏と宣言する、初登場の「白玉りこ」。
あざと可愛い彼女の姿や、志喜屋さんと温水の結婚式場見学は胸キュンシーンもあり見どころです。
それでは、『負けヒロインが多すぎる』7巻のネタバレ要約。白玉りこ登場で、温水に彼女が誕生?について紹介します。
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『負けヒロインが多すぎる』7巻のネタバレ要約
『負けヒロインが多すぎる』7巻のネタバレ含む要約をしましたので、紹介します。
白玉リコ登場
2年生へと進学した温水たち文芸部一同。
しかし新入生のオリエンテーションで思ったようなアピールをすることが出来ず、新入部員ゼロ。
文芸部の現在の部員数は温水、八奈見、小鞠、焼塩の4人。
5人以下もしくは新入生が0の場合は廃部となってしまいます。
ふせん新入生の温水たちが居たから、去年は5人でも廃部にならなかったみたい
そんな中、小抜先生から新入部員の候補である白玉リコを紹介されます。
彼女は小抜先生の知り合いの妹であり、現在停学中。
そんな白玉に不安に思う温水たちですが、彼女の仮入部が決定します。
停学の理由
白玉とのコミュニケーションを取るために、温水は文芸部で出かけることを提案します。
出かける場所は、白玉の提案でイオンモールとなり八奈見、小鞠、白玉、温水の文芸部一同で出かけました。
お茶やウインドウショッピング、ゲームセンター、書店などを巡りながらみんなで楽しく遊びます。
そんな中、白玉に2人で抜け出そうと誘われた温水は、八奈見と小鞠を置いて離れます。
そして2人で入ったお店で出会ったのは白玉の姉と結婚相手であるツワブキ高校の教師である田中先生。
更にはその2人の前で、彼女は温水と付き合っているとカミングアウトします。
その話に白玉姉と田中先生だけでなく、温水も驚きます。
そして白玉姉たちと別れた後、白玉の想いを聞くこととなります。
白玉姉妹と田中先生は幼なじみで、リコも田中先生が好きだったようですが、姉とは違い女としては見られず、完全に妹扱いをされていました。
なので、婚約まで行った2人に何か爪痕を残せないかと考え、姉より先にドレスを着て写真を撮ろうと結婚式場へと忍び込んだ結果、警察沙汰になり停学することとなったようです。
リベンジ大作戦
問題を抱えている白玉に対して、彼女はまだ諦めてはいないことを悟った温水。
説得しようと言葉をかけるも逆に白玉の手伝いをすることになります。
そして、その作戦には文芸部だけでなく、朝雲、放虎原、志喜屋など生徒会メンバーも参戦。
かつてないチームでほぼ法律的にアウトの白玉リベンジ作戦が決行されることとなりました。
作戦決行
作戦のゴールは白玉姉より先に、婚約者である田中先生とウェディングドレスを着たリコが写真を撮ること!
八奈見は白玉の代わりに変装して先に潜入し、放虎原と温水もカメラマンに扮して、式場へと潜入。
見事に田中先生との白玉のツーショットを撮ることに成功します。
あとは八奈見と本物の白玉が入れ替わってミッションコンプリートのハズなのに、白玉が姿をくらましたのです。
式場を捜しまわり、温水はようやく白玉を見つけます。
まだ田中先生への気持ちに諦めのつかない白玉に温水は、2人の幸せが続くとは限らない。
だから諦めるのではなく、待つことを提案し、白玉の想いも落ち着くのでした。
その後は八奈見や白玉、小鞠の協力で無事に式場を抜け出すことに成功します。
そして、最後は今回の事件がバレた文芸部は2週間の仮廃部となるのでした。
温水の彼女誕生?
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今回は遂に温水に彼女が出来ます。
その相手は白玉りこです。
彼女が田中先生に意識してもらう為についたウソなのですが、白玉姉は本当に温水が彼氏だと信じている様子。
物語上でも、白玉姉や小抜先生たちに本当の関係について語ったシーンがなかったことから次巻への伏線かもしれませんね。
温水と付き合う可能性のあるヒロインたちとの関係に変化はあったの?
白玉りこが登場し、温水の彼女と話した一方で、温水と付き合う可能性のあるヒロインたちとの関係に変化はあったのか。
今巻での彼女たちの変化について紹介します。
※過去巻での温水の告白についての記事はこちら
八奈見杏奈
今回は嫉妬の嵐でした。
リコの若さやあざとさに嫉妬し、志喜屋さんと温水の結婚式見学でもずっと文句を言い続ける始末。
最終的には、リコのウェディングドレスが脱げなくなるというなんとも締まらない顛末を迎えます。
今回の八奈見は基本的に温水と行動を共にしますが、嫉妬するだけで関係が変化するようなことは起きませんでした。
しかし、八奈見と友達になった思い出は温水の中で大きな出来事だったことが語られていることから、いつもは餌付けするなど雑な扱いをしつつも温水の中で、八奈見が大切な友人なのは確かなようです。
※八奈見が誰とくっつくのかについて作成した記事はこちら
小鞠知花
今回も随所に温水を心配するシーンが描かれていました。
今巻の最後は式の会場で、迷い込んだ猫を探すという技で温水たちの為時間稼ぎをした小鞠。
普段の彼女からは想像出来ない大胆な行動を実行出来たのは、やはり温水が関わっていたからではないでしょうか。
ふせん好きな人の為に頑張る小鞠素敵
そして、先輩の練習として温水に頭を撫でさせようとした時は、小鞠の本音が漏れたシーンでしたね。
小鞠が温水へと好意を向ける一方で、肝心の温水は未だその気持ちには気づいていない様子。
次巻以降で変化が起きるのか期待したいですね。
焼塩檸檬
焼塩は、前巻ではメインだった分、今巻ではあまり出番がありませんでした。
ふせん陸上があるから、犯罪のような今回の作戦には参加させられないよね
前巻の温水との勝負結果、陸上部を継続し、全国制覇を宣言した焼塩。
温水はそんな焼塩に県予選は観に行かず、その先の東海予選は文芸部のメンバーで観に行く約束していたことから、2人の間に今迄とは違った信頼関係が築かれているように感じました。
新しいクラスでは、焼塩と離れたことに少し物足りなさを感じていたことからも温水にとって焼塩は居て欲しい存在だということになりますね。
前巻で温水への想いをチラつかせた焼塩。
小鞠や八奈見と違い、髪を伸ばしながら陸上の結果で温水へアピールしていくのかもしれませんね。
焼塩の恋についての記事はこちら
馬剃天愛星
今回はリコの姉の婚約者であり、ツワブキ高校の田中先生の調査の協力をしていました。
同じ生徒会の桜井くんではなく、馬剃を選んだ温水。
それに対して馬剃は、温水だけの秘密を共有出来たことに心躍っている様子。
しかし、それ以上に関係を進めるようなシーンは描かれていませんでした。
志喜屋夢子
リコのリベンジ作戦の為、温水と2人で結婚式の見学会へと参加した志喜屋さん。
潜入調査の為、敬語無し&お互いを名前で呼び合う姿は初々しくて見どころです。
そして、チャペルへと2人で向かった際に志喜屋さんは温水へキスするとお嫁さんになるのかと問い、だんだんと顔を近づけます。
しかし温水が婚姻届を出す方がお嫁さんになれると言ったことで、志喜屋さんの中で何か納得し、キスすることはありませんでした。
やはり、他の同級生ヒロインたちとは違い、志喜屋さんとのやり取りは温水の心をドキドキさせていますね。
温水の気持ち1つで、なんだか付き合えそうな気がします。
白玉リコ
あざと可愛い負けヒロインとして登場した白玉。
田中先生と姉に見せつける為に温水を彼女と宣言しました。
ウェディングドレス姿を見た温水に可愛いと言わせるなど、あざとさ全開です。
そして、式場から抜け出した際には温水にキスのお誘い。
温水は断るものの、そのあとの様子から温水の気持ち次第ではキスが出来たと思われます。
あざとい白玉は、温水を持ち上げるシーンが多く描かれていますが、それが本心なのかどうかは分かりません。
今巻から登場なので、この先の展開がどうなるのか楽しみですね。
『負けヒロインが多すぎる』オススメ購入方法
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まとめ
『負けヒロインが多すぎる』7巻のネタバレ要約。白玉りこ登場で、温水に彼女が誕生?について紹介しました。
『負けヒロインが多すぎる』7巻のネタバレ要約としては…
- 白玉りこが初登場し、文芸部へと仮入部を果たします
- 田中先生への想いと停学の理由を知ることに
- 温水や放虎原など生徒会も巻き込んで、白玉姉の結婚式に潜入し、写真撮影作戦を実行
- 田中先生への想いが諦めきれない白玉は温水の説得に応じる
- 作戦は成功するも最終的に文芸部は仮廃部となる
八奈見は女を幼なじみか泥棒猫で区別していましたが、白玉リコも姉も田中先生とは幼なじみであるため、新しいタイプの負けヒロインですね。
タイプとしては焼塩の時同様に想いを告げられず、負けヒロインになった感じですね
温水は今巻では、白玉と志喜屋さんの2人とキスする可能性もありましたので、見どころです。
八奈見の嫉妬や白玉と文芸部のやり取りなど紹介しきれなかった話もありますので、気になった方は是非原作をチェックしてみてください。
負けヒロインが多すぎる!(7) (ガガガ文庫) [ 雨森 たきび ] 価格:836円 |
前巻『負けヒロインが多すぎる』6巻の要約記事はこちら
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