『負けヒロインが多すぎる！』第4巻では、月之木先輩と志喜屋さんの関係が遂に明かされます。
そして温水と志喜屋のやり取りにも大注目。
温水と志喜屋推しには見逃せない1冊となっています。
志喜屋以外の小鞠や八奈見、3巻から登場した馬剃たちにも変化が！
彼女たちと温水との関係の変化もみどころです。
負けヒロインが多すぎる4巻のネタバレ解説
それでは、ネタバレを含んだ解説を紹介していきます。
荷物検査でトラブル発生。引退してもお騒がせ月之木先輩
生徒会の荷物検査で温水のラノベと月之木先輩の本が没収されます。
その本は、公開されると不味い月之木先輩の創作本。
本は生徒会副会長馬剃が持っており、生徒会に所属している志喜屋の協力を得て、奪還作戦を開始。
馬剃との交渉の結果、本を返す条件として出されたのは、志喜屋さんと月之木先輩の仲を解決することでした。
志喜屋さんと月之木先輩の関係決着
馬剃とカラオケで別れた後、予定より送れて志喜屋と小鞠のいるカフェに着いた温水と焼塩。
中では、月之木先輩と志喜屋さんの間にピリピリとした空気が流れています。
温水が間に入ることで、その場をなんとか収めることに成功するも、次の日、温水は玉木先輩に2人のことを相談することに。
そして、2人にもう一度話し合う場を設ける為、温水は志喜屋さんをクリスマスイブのイルミネーションに誘い出します。
クリスマスイブに先輩を誘えるなんて温水の勇気すごいよね。
温水と玉木先輩に呼び出されて、再び出会った志喜屋さんと月之木先輩。
覚悟を決めて、2人は腹を割って再び話し合います。
2人が仲違いしたのは、玉木先輩を志喜屋さんが押し倒したことが原因だったようです。
そして志喜屋さんは月之木先輩のようになりたかったのだと理由を語るのでした。
志喜屋さんなりの苦しみを抱えていたことに気づいた月之木先輩は彼女を許すことに。
本の回収とマフラーの意味は？
2人の仲を無事、決着させることが出来た温水は、終業式後に馬剃から月之木先輩の本を返してもらいました。
更に今回の報酬として、マフラーをもらいます。
そのマフラーは馬剃の身につけている物の色違いでしたが、お揃いだということも気にせず受け取る温水でした。
温水とくっつくのは誰？
この巻で、付き合う可能性がありそうなマケインたちや負けてはないヒロインたちも含めて温水との関係について紹介します。
※原作6巻までの温水の告白についての記事はこちら
八奈見と温水
2人のやり取りは、巻を重ねる毎に親密になっていくのが伺えます。
クラスのクリスマス会に温水を誘うなんてことは今までなかったですから。
そしてなんと言っても今回は最後に八奈見が温水にフラレたという噂が流れるという驚きの展開が。
告白せずに2敗目を迎えた八奈見が残念すぎる(笑)
それだけ、八奈見と温水が一緒に居るということを周りが認知してきているということですね。
最後に冬休みに入った八奈見は温水を呼び出して、2人で月之木先輩からの報酬でもらったチケットでランチをすることに。
その際に渡されたプレゼント。
中にはボールペンが入っていましたが、何故か八奈見の名前入り。
これはつまり2人お揃いのボールペンを持っていることになるのでしょうか？
そして恐らくは、温水のマフラーが誰かからのプレゼントだと気づいた八奈見。
彼女はいったいどう思ったのか？
女心はわかりませんね。
次巻も関係の進展があるのか楽しみですね。
小鞠と温水
小鞠は今回の巻で、温水に対して好意を持っているのが決定的となりました。
まずは荷物検査で没収された恋愛指南の本。
これは明らかに温水を意識しているのでしょう。
そして、誕生日プレゼントに栞を送り、手鞠が描かれていることから自分のことを意識して欲しいアピールなのではないでしょうか。
彼女なりのペースでアピールしているのが伺えますね。
小鞠の想い、温水には伝わってなさそう
焼塩と温水
今回も特に焼塩と温水の関係について、あまり変化はなさそうです。
3巻と4巻ともあまり出番がなかったね。
しかし、志喜屋を誘うシーンを唯一見ていた焼塩はどう思ったのでしょうか？
そして、伝えていないはずの温水の誕生日を焼塩が知っていたのは本当に八奈見に聞いたからなのか？
いろいろと思い悩む様子は描かれるも、それが恋なのかそれとも勉強なのか、部活なのか？
焼塩メインの話がそろそろ来るのではと思うので、今後の展開が気になりますね。
馬剃と温水
今回はかなりキャラの性格や成績といった内面を公開された馬剃。
月之木先輩絡みの為とは言え、温水に対してかなり好意を持った様子。
その証拠に色違いのマフラーを温水に対価という名目で送っています。
志喜屋さん曰く、彼女はチョロいそうです。
しかし、彼女はまだ負けてはいませんので負けヒロインではありません。
次巻からマケインたちに混ざって温水との関係に変化があるのか楽しみですね。
志喜屋と温水
不思議な関係の2人ですが、温水は志喜屋の生態を調べるなどよく彼女を見ています。
クリスマスイブのカフェでは過ぎる時間に名残惜しさを感じていたのは他の同級生ヒロインたちにはなかったシーンですね。
又、志喜屋の方からも温水に付き合いたいのかと聞いています。
断りはしたものの違う返事ならと想像しているだけに今巻でかなり温水の中で志喜屋の存在は大きくなったのではないでしょうか。
付き合いって言ったら付き合えたんじゃ…
志喜屋も友達との昼食よりも温水との昼食を優先したりしていることから、他の人とは違い、温水を気にはしているのだと伺えます。
しかし、志喜屋自身も感情についてよくわかっていない為、今後の展開が楽しみですね。
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まとめ
今回は、負けヒロインが多すぎる4巻のネタバレ解説。温水はだれとくっつくの？について紹介しました。
- 志喜屋さんと関わりの深い1冊となっており、全体の流れとしては…
- 持ち物検査で月之木先輩の本が没収される
- 馬剃から月之木先輩と志喜屋さんとの関係を解決することを返却条件に出される
- クリスマスイブの夜に再会した2人は仲直りをする
- 月之木先輩の本を馬剃から返却してもらう
今回ガッツリ登場した天愛星の温水へのアタックに続き、八奈見や小鞠との関係も確実に進展しました。
しかし、この巻ではやはり志喜屋と温水の関係がかなり進展したように感じます。
この巻を読んだ読者の方には、温水と志喜屋のやり取りにキュンキュンして、2人が付き合うのでは？と思った方もいるのではないでしょうか？
是非とも志喜屋さん推しの人には読んで欲しい1冊となっています。
気になった方は是非チェックしてみてください。
次巻『負けヒロインが多すぎる』5巻の要約記事はこちら
前巻『負けヒロインが多すぎる』3巻の要約記事はこちら
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