「ギルます」の愛称で親しまれ、第27回電撃小説大賞で、金賞を受賞した『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』。
『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』5巻では、サービス残業を嫌うアリナが、なぜか意気揚々と残業に取り組む姿から始まります。
その理由は、念願の職員旅行の計画を立てるため。
目的地は憧れのリーティアンです。
道中ではジェイドも同行し、楽しい旅行になるはずでしたが、到着後から時間がループする謎の現象が発生し、アリナたちは予期せぬ大冒険に巻き込まれ、物語は予想外の展開を迎えます。
本記事では、5巻のネタバレを含む内容の要約と感想をお届けします。
※本記事では、ネタバレ内容を含みますので未読の方は…
こちらをチェック『ギルます』5巻のネタバレ要約
『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』5巻のネタバレを含む要約について紹介します。
職員旅行へ
アリナは普段嫌うサービス残業を、職員旅行の計画のためなら意気揚々と引き受けます。
目的地は憧れのリーティアンで、ジェイドも護衛として同行することに。
予算の都合で格安契約となりましたが、ジェイドはアリナと出かけられることを喜んでいる様子です。
さらに、白銀の剣のリーダーである彼の同行は、カウンター長や先輩受付嬢たちへの対応もスムーズになるというメリットも。
職員旅行が視察名目であることもあり、波乱の予感をはらんだ旅が始まります。
ループする職員旅行
アリナたちは職員旅行でリーティアンに到着し、礼拝堂の訪問や美味しい食事を楽しんでいましたが、宿屋で眠った後、同じ日に戻ってしまうという異常事態が発生します。
寝て起きてはリーティアン到着後に戻る時間ループにアリナは動揺。
眠らないようにしたり、街の時計を破壊するなどの対策も無駄に終わります。
しかし、時計塔を破壊した次のループでジェイドも同じ現象に巻き込まれ、状況は一変します。
予言の巫女
ジェイドも同じようにループするようになったその後、現れた予言の巫女ナーシャは「時に閉じ込められた街を救ってほしい」と告げます。
旅行が台無しになったアリナは怒りを爆発させ、幽霊であるはずのナーシャを殴るという大胆な行動に。
ナーシャも協力し、ループの謎を解明することに。
同じ日が繰り返される中、ギルドではアリナが凄腕受付嬢として称えられる事態に。
新ダンジョンの発見による対応を求められ、旅行中でループしているにも関わらず、アリナは受付嬢として再び残業する羽目になるのでした。
ライラの正体と覚悟
ループを繰り返す中、アリナは新ダンジョン発見の報告をうまく回避し、ジェイドと共に原因調査へ向かいます。
そこにはナーシャが待っており、ループの理由を話そうとしますが、旅行を邪魔された上に残業までさせられたアリナは聞く耳を持たず、原因の遺物を破壊。
しかし、ナーシャの島が消えるという話に驚き、ついに事情を聞きます。
ナーシャは自らの過去を見せ、かつての仲間が魔神核の影響で魔神と化した経緯を語ります。
その中にはアリナの後輩ライラの姿も。
驚愕するアリナはライラが魔神であることを知ります。
次のループではライラが遺物を持ち出し、魔神を倒す決意を告白。
アリナを逃がそうと転移結晶を使おうとしますが、ジェイドの介入で阻止。
アリナはライラを殴り「一緒に戦おう」と決意を新たにするのでした。
魔神ナーシャの復活とアリナの覚醒
ライラがアリナと戦う決意を固めた矢先、最後の裏クエストの遺物がガルドに奪われます。裏ダンジョンが姿を現し、ガルドを生贄に魔神ナーシャが復活。
ライラは神域スキルで挑みますが、戦闘向きではなく、さらに魔神核の高性能さに圧倒されます。
幽霊のナーシャがいる影響で魔神は本来の力を出せないものの、アリナたちは追い詰められボロボロに。
島全体が滅びかけたその時、謎の男が現れアリナにスキルの真名を伝え、魔神の攻撃を相殺して姿を消します。
アリナは真名を叫び、黄金の大槌を放つスキルへ覚醒。
渾身の一撃で魔神ナーシャを撃破しました。
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『ギルます』5巻の感想
『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』5巻の感想として、まず旅行という楽しい展開から一転、時間ループという謎解き要素が物語を盛り上げていました。
アリナの「絶対に旅行を台無しにされたくない」という執念がコミカルに描かれ、予言の巫女ナーシャを殴るシーンには思わず笑ってしまいました。
一方、物語が進むにつれてライラの覚悟やナーシャの過去といったシリアスな要素も絡み、内容に深みが出てきます。
特に、アリナが魔神ナーシャとの壮絶な戦いに挑むシーンは圧巻で、最後のスキル発動には熱くなりました。
また、旅行中にも関わらず受付嬢として働いてしまうアリナのプロフェッショナル精神や、ジェイドとの信頼関係が物語の緊張感を緩和する良いバランスを保っています。
5巻では、アリナの成長や新たな絆が描かれており、シリーズファンにとって必見の内容です。
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『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』はこちらをチェックまとめ
『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』5巻は、旅行という楽しいテーマから始まりつつも、時間ループや魔神との戦いといったシリアスな展開が描かれた、非常に読み応えのある巻でした。
アリナのコミカルな活躍だけでなく、仲間たちとの絆やシリアスなドラマも見事に絡み合い、物語に深みを与えています。
時間ループの謎解きやナーシャとの戦いのクライマックスは特に印象的で、5巻を通じて物語の世界観がさらに広がったと感じました。
次巻ではアリナたちの冒険がどのように進展するのか、さらなる成長が楽しみです。 ファンならぜひ手に取って、アリナの奮闘と新たな物語の幕開けを体感してみてくだい。
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※『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』の他の要約記事は…
第4巻についてはこちら!
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