「ギルます」の愛称で親しまれ、第27回電撃小説大賞で、金賞を受賞した『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』。
『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』第4巻では、主人公アリナの波乱万丈な日々がさらにスケールアップ!
4年に一度の剣闘祭が開催され、受付嬢の業務が過酷を極める中、アリナがまさかの剣闘祭へ参戦することに!?
また、物語の核心に迫る魔神や闇ギルドの暗躍、大賢者との繋がりが徐々に明かされていきます。
日常と非日常が交錯する中、アリナの残業との奮闘とジェイドたち仲間の絆が光る一冊となっています。
本記事では、4巻のネタバレを含む内容の要約と感想をお届けします。
※本記事では、ネタバレ内容を含みますので未読の方は…
こちらをチェック『ギルます』4巻のネタバレ要約
『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』4巻のネタバレを含む要約について紹介します。
剣闘祭
新たなダンジョンが見つかっても、「複合スキル」を使用できるようになったジェイドのおかげで、残業のない定時帰りを満喫していたアリナ。
そんな中、イフールでは百年祭と並ぶ一大イベント「剣闘祭」が4年に1度開催されることに。
剣闘祭の受付窓口は地獄だと言われているものの、通常はベテラン受付嬢が担当するため、アリナは安心していました。
しかし、カウンター長が指名したのはまさかのアリナ。
彼女は再び残業地獄へと向かいます。
剣闘祭受付
前回の剣闘祭で受付を担当した者はすでにいなくなっており、引き継ぎ資料には「忙しいから頑張れ」と書かれた紙一枚のみ。
激怒するアリナでしたが、仕方なく業務を開始します。
剣闘祭への参加手続きは通常のクエスト受注と異なるため、注意喚起をしているにもかかわらず間違える冒険者が続出。
アリナのイライラは募るばかりでした。
剣闘祭への参加表明
受付業務にうんざりしていたアリナは、剣闘祭の優勝賞品である純遺物に少し八つ当たりしたところ、まさかの破損。
実はライラが小細工をしていたようです
慌てて修復を試みるも、元に戻すのは不可能。
壊れたことがバレれば、自分の平穏な生活が危うくなると考えたアリナは、剣闘祭に参加し、自ら優勝賞品を手に入れることを決意します。
闇ギルド
一方、魔神の情報を得ようとするグレンは、「大賢者」を探すため闇ギルドを訪れます。
そこで魔神に関する情報と引き換えに大賢者の居場所を聞き出そうとしますが、大賢者は10年前に亡くなったと告げられるのでした。
ジェイドの努力
剣闘祭の受付業務を終えたアリナが書類をギルド本部に届ける際、訓練場でジェイドが訓練していると冒険者たちが話題にしています。
訓練場へと訪れ、彼の姿を見たアリナは驚きました。
ジェイドの体は傷だらけで、スキルを酷使した訓練がボス戦を彷彿とさせるものだったからです。
その訓練を見た冒険者たちの中には、剣闘祭への参加意欲を失う者も現れました。
いざ剣闘祭へ
優勝賞品が他人の手に渡らないようにするため、アリナは「処刑人」として剣闘祭に参加。
「白銀の剣」の仲間たちと共に戦い、初戦ではアタッカーを大鎚で倒すと、早々に対戦者たちは降参します。
裏クエスト発生
2回戦で戦う少年の正体は、元闇ギルドのメンバーで禁術を操る実力者。
彼が優勝賞品を2つ並べ、アリナに選ばせる場面で、アリナは事故に見せかけて壊せるチャンスだと考え、大鎚で破壊します。
すると、裏クエストの受注書が現れ、アリナたちは転移され、そこに魔神ラウムが現れます。
新たな魔神
魔神ラウムは戦う意思を見せず、自らが人間だったこと、殺戮のために開発された存在ではないことを語ります。
彼はアリナに破壊を依頼しますが、人間らしさが残る彼を前にアリナたちは躊躇します。
そこへ闇ギルドのガルドが現れ、ラウムを倒して魔神核を奪い去ってしまいました。
魔神ガルドとの戦い
魔神核を取り込んだガルドに挑むジェイドとロウ。しかしガルドの力の前に追い詰められます。
呪竜を召喚され、スキルを封じられたアリナが危機に陥った瞬間、ロウとジェイドの複合スキルが発動。
呪竜を撃破し、アリナは黄金の大鎚でガルドを消滅させました。
大賢者の正体
グレンが探していた大賢者の正体は、アリナが憧れ、受付嬢を目指すきっかけを作った人物「シュラウド」だったことが判明し、本巻は締めくくられるのでした。
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感想
第4巻は、アリナの残業拒否精神が新たな展開に繋がる面白さが際立ちます。
特に剣闘祭の受付業務から自身が剣闘士として参戦する流れは、アリナらしい行動力とユーモアが溢れており、読者を飽きさせません。
また、魔神との対峙や闇ギルドの掟といった緊張感あるシーンも盛り込まれ、作品全体のバランスが絶妙です。
ジェイドの努力やロウの秘密が明かされる場面は感動的で、仲間との絆を深く感じられました。
さらに、アリナが憧れた「大賢者」の正体が明らかになることで、物語の世界観により深みが増した印象です。
アクションとコミカルな要素が融合したこの巻は、シリーズの中でも特に楽しめる内容だったと感じました。
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『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』第4巻は、アリナの個性がさらに際立ち、物語の展開が一層魅力的に描かれた一冊でした。
剣闘祭の華やかな舞台裏でのアリナの奮闘や、魔神や闇ギルドを巡るシリアスな展開は、読者に大きなインパクトを与えます。
仲間たちとの絆が深まる心温まるシーンも多く、物語全体の厚みを感じられる内容でした。
次巻ではどのような試練が待ち受けているのか、アリナの成長や新たな冒険がますます楽しみです!
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※『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』の感想記事は…
3巻についてはこちら!
5巻についてはこちら!
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