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『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』1巻のネタバレ感想!受付嬢が戦うの?

「ギルます」の愛称で親しまれ、第27回電撃小説大賞で、金賞を受賞した『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』。

2025年にはテレビアニメ化も決定しています。

「受付嬢&冒険者」というユニークな設定で、バトル&コメディ要素を含んだ非常に面白い作品です。

更にはアリナが、戦う理由が残業せずに定時で帰りたいからという、働き疲れる現代の人たち非常に共感出来る部分もあるのではにいでしょうか。

そこで、今回は『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』の小説1巻についてネタバレを含む、内容の要約と感想について紹介しようと思います。

※本記事では、ネタバレ内容を含みますのでご注意ください。

主な登場人物

名前
アリナ・クローバー残業を嫌い、安定を望むギルドの受付嬢。
街で噂されている「処刑人」の正体。
ジェイド・スクレイド白銀の剣のリーダー。
盾使いで、超域スキルを複数発現したはじめての人物です。

『ギルます』1巻のネタバレ要約

『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』1巻のネタバレを含む要約について紹介します。

夢の受付嬢

ギルドの受付嬢の待遇はよく、福利厚生もしっかりしており安定を欲する者として憧れの職業です。

そんな冒険者ギルドの受付嬢として働くアリナ。

定時で帰宅して平穏な生活を送ろうと夢見ていていました。

しかし、ダンジョンの攻略が進まず、冒険者がこぞってクエストを依頼しにくると、依頼受付&大量の書類処理で、残業が日常茶飯事となります。

戦う受付嬢の名は、「処刑人」

ボスが倒されず、残業続くことに痺れをきらしたアリナは残業をなくすべく、単身ダンジョンへ向かいます。

アリナは、こっそり冒険者の資格を取得し、冒険者ランクも1級の実力者です。

受付嬢は副業が禁止なのですが、残業が続くと変装してダンジョンへ潜り、度々スキルを用いて、ボスを倒してしまうことから、「処刑人」と噂されています。

今回のヘルフレイムドラゴンもあっさりと倒してしまうも、その際に近くにいたギルドの精鋭である「白銀の剣」のリーダー、ジェイドに顔をみられてしまうのでした。

受付嬢、正体がバレる

ヘルドラゴンの1件で、「白銀の剣」のリーダーであるジェイドに正体を見破られてしまったアリナ。

アリナの強さに惚れ、メンバーに入って欲しいとしつこく付きまとい、勧誘するジェイド。

そんな中、街なかでゴーレムが暴れ出し、その結果、街が壊れ、アリナの家までも壊されてしまいます。

それに怒りを覚えたアリナは、変装してゴーレムを一撃で屠るのでした。

またまた正体がバレる

ゴーレムを倒したことで、ギルドマスターであるグレンにスキルで、「処刑人」の正体がアリナであると気づきます。

ギルド本部へと呼び出されたアリナは、受付嬢存続のピンチを予想していました。

到着後、グレンからアリナにとっては魅力的な条件を提示され、2人は戦うことになります。

グレンはアリナのスキルを調べたかったようです

スキルで余裕を見せるグレンへ早々に一撃を食らわせてぶっ飛ばします。

そのまま決着かと思ったその時、グレンのスキル発動。

時を止められ、グレン以外は動きが止まってしまいます。

しかし、止まった時の中をアリナは動きだし、グレンを大槌で叩こうとするも、止めた時の中を動くアリナにグレンは驚き、素直に降参するのでした。

白亜の塔

ギルドマスターに条件を約束させた後に、アリナへと語られたのは新ダンジョンの発見。

ダンジョンが発見されると、冒険者が増え、残業が増えることになります。

更にそのダンジョンは、ヘルフレイムドラゴンより強力なS級ダンジョン。

アタッカー不在の白銀の剣では、討伐は困難。

そしてダンジョンの名は、白亜の塔。

以前アリナが遺物を破壊した際に出た、攻略依頼のダンジョンだったのです。

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感想(2件)

ダンジョン攻略

「白銀の剣」が倒せないダンジョンだと、また長期の残業が予想されるアリナ。

その為、今回だけ特別に白銀の剣に協力することに。

ダンジョンへ白銀の剣のメンバーを含む4人で向かい、次から次へと向かってくる敵を屠っていくアリナ。

そしてダンジョン1層の鍵のかかった扉の前に到着し、ジェイドの盾に隠されたアリナ。

不思議に思うも、後ろからルーフェスが率いる4人のパーティが登場。

そのパーティは鍵を持っており、扉を開けてその先を進んでいきます。

新たな神域スキル使い

残されたアリナたちは、鍵がないので大槌で扉をぶっ壊して先へと進むことに。

扉を進んだ先でアリナたちを待っていたのは、息絶えた3人の冒険者たちでした。

ルーフェスは生き残り、他の3人を倒した敵はアリナ同様に神域スキルの使い手だったようで、強敵と判断したジェイドは一度撤退することにするのでした。

撤退の時にアリナが処刑人だとバレてしまいます。

再びダンジョンへ

帰還したアリナは受付嬢へと復帰。

ジェイドはグレンと相談して、白亜の塔を侵入禁止にしようとするも、ルーフェスにアリナのことをバラすと脅されてしまいます。

仕方なく白銀の剣のアタッカーとしてルーフェスを加えて、再びダンジョンへ。

ジェイドのスキルもあって、最終層である第4層にまでたどり着いた白銀の剣。

そこで、魔神シルハと遭遇します。

更にはルーフェスが裏切り者であることが判明し、ジェイドたちは大ピンチ。

しかし、シルハはルーフェスの言う事を聞かず、ルーフェスを倒してしまいます。

ジェイドたちは応戦するも、神域スキルが使えるシルハの前に相手にならず、防戦一方。

全滅する可能性を感じ、ジェイドの必死の抵抗により、ルルリとロウは脱出に成功。

魔神シルハとの戦い

ジェイドたちと別れたアリナはいつものように受付嬢として残業中。

そんな中、前回のダンジョン攻略の際に渡された白銀の剣の誰かが命の危機になると輝き出す結晶が輝き出します。

白銀の剣の誰かが死にそうになっていると悟ったアリナは、残業を残し、自身の正体を隠すことも忘れて、白亜の塔へと急ぎます。

白亜の塔に到着し、ダンジョンを無双し、ロウとルルリの無事に安心するも、結晶の輝きは消えず、アリナはジェイドの元へと急ぎます。

魔神シルハとの戦い2

4層にたどり着くと、倒れたジェイドを見つけ、魔神シルハとの戦いが開戦。

いつもは一発で終わるはずの戦いも、魔神シルハ相手では、ジェイドと共闘しても、苦戦するアリナ。

しかし、怒り爆発のアリナのハンマーの威力は衰え知らず、そしてアリナとシルハは同じ神域スキル同士で互角の戦いかと思えたのですが、アリナのスキルがシルハのスキルを凌駕します。

ふせんアリナのスキルは神域スキルより上ってこと?

そして、アリナの渾身の一撃をくらったシルハは、魔神は自分だけではないと恐ろしいことを言い、消滅してしまいます。

そして、次の日からアリナはいつもの残業ありの受付嬢に戻り、業務を再開するのでした。

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『ギルます』1巻のネタバレ感想

『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』1巻は、「受付嬢×冒険者」という斬新な設定と、現代的な共感を呼ぶテーマが魅力の作品です。

アリシアの「定時で帰りたい」という思いが、ファンタジー世界で大胆に描かれ、コメディと真剣さの絶妙なバランスが物語を彩ります。

ストーカー気味にアプローチするジェイドとのやり取りも笑いを誘い、テンポの良い展開が楽しめました。

「普通じゃない受付嬢」の冒険は、新しい視点でファンタジーを楽しみたい人におすすめの一冊です。

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まとめ

『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』1巻は、冒険者ギルドの受付嬢が主人公というユニークな設定が光る作品です。

ネタバレ感想になりますが、残業を避けるためにアリシアが冒険者としての実力を発揮し、ボス討伐に挑む展開は痛快でした。

彼女が仕事に向き合う姿勢や行動力には、現代社会で頑張る多くの読者が共感するのではないでしょうか。

冒険ファンタジーや、ちょっと変わったヒロインの物語を楽しみたい方には、ぜひ一度手に取っていただきたい作品です。

「もしあなたがアリナだったら、残業を避けるためにどんな手段を選ぶ?」そんな問いを心に浮かべながら、彼女の奮闘をぜひ見届けてください!

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