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『氷菓』から最新作まで古典部シリーズ読む順番

米澤穂信先生が手掛ける古典部シリーズ。

KADOKAWAより第1作目となる『氷菓』が刊行され現在は6作目まで刊行されています。

TVアニメ化や実写映画化もされ、学生の日常に散りばめられた謎を解く大人気ミステリー作品です。

しかし、タイトルからは古典部シリーズの作品なのか、これは何作目なのからわからない方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、『氷菓』から最新作まで古典部シリーズ読む順番について紹介します。

古典部シリーズ

古典部シリーズとは、2001年10月にKADOKAWAより刊行された神山高校を舞台とした学園ミステリーです。

著者は『満願』『インシテミル』など人気作を生み出している米澤穂信先生。

米澤穂信先生のデビュー作『氷菓』から始まった古典部シリーズは現在6作まで刊行され、シリーズ累計245万部を突破した人気シリーズです。

そして、ミステリーではあるものの殺人事件が起きたりするのではなく、学校にまつわる図書館の本の貸し借りなど日常生活におけるミステリーとなっているのがこの作品の大きな魅力の1つとなっています。

古典部シリーズ見る順番

現在刊行されている古典部シリーズの読む順番を紹介していきます。

オススメの順番は下記となっております。

  1. 『氷菓』
  2. 『愚者のエンドロール』
  3. 『クドリャフカの順番』
  4. 『遠回りする雛』
  5. 『ふたりの距離の概算』
  6. 『いまさら翼といわれても』

基本的には刊行順が読む順番としてはオススメです。

主人公である折木奉太郎が入学し、部活動である古典部へと入部した高校1年生の時から現在は2年生の途中まで作品が刊行されています。

古典部シリーズ あらすじ

古典部シリーズである各本のあらすじについて紹介します。

『氷菓』

姉の命令で、廃部寸前だった古典部へと入部することなった折木奉太郎。

省エネ主義の彼は古典部に入部するも特にやる気はありませんでした。

しかし、同じく古典部へと入部した好奇心の塊のような天真爛漫の可愛い女の子、千反田えるは様々なことに興味がある様子。

千反田に詰め寄られ、渋々謎を解く奉太郎。その姿に信頼を寄せた千反田は、奉太郎にある謎解きを依頼します。

『愚者のエンドロール』

千反田から試写会への誘いを受けた古典部。

そして観た映画はなんと、少年が密室で腕を切り落とされて死んでいる所までで終わってしまいました。

犯人は誰なのか?密室のトリックは?モヤモヤする中、女帝と呼ばれる入須冬美からこの映画の犯人を見つけて欲しいと依頼を受けます。

果たして折木奉太郎と古典部はどのような映画の結末を導き出すことになるのでしょうか。

『クドリャフカの順番』

遂に始まった文化祭。

しかし、古典部に大きな問題が発生。

文集『氷菓』を予定よりもかなり多く作りすぎてしまったのです。

文化祭の出し物に出場するなど、文集完売に向けて古典部メンバーが奮闘します。

そんな中、碁石や水鉄砲など奇妙な物が盗まれるという盗難事件が発生。

文集完売を目指すため、折木奉太郎はこの謎解きを開始します。

『遠回りする雛』

千反田えるの頼みで、祭事である「生き雛まつり」へ参加することとなった折木奉太郎。

しかし、連絡に行き違いがあったのか、中止が危ぶまれる事態に。

しかし千反田えるの機転により、なんとか無事に祭事は行われました。

奉太郎も無事役目を終えますが、そこへはなぜそのような事が起こってしまったのか気になって仕方ない千反田えるが現れます。

いつもの調子で気になる千反田えるに奉太郎は、真相を解き明かす為、2人で謎解きを開始するのでした。

更に他の古典部メンバーも含めた短編もあり、全7篇で構成されています。

『ふたりの距離の概算』

2年生となった奉太郎たち。

そして古典部には新入生の大日向友子が仮入部することとなります。

千反田たちと馴染んでいるようでしたが、入部しないことを突如告げられます。

千反田との会話が原因のようですが、奉太郎は千反田が相手を傷つけるとは思えませんでした。

納得のいかない奉太郎は、入部締め切り日に開催されたマラソン大会中に大日向の心変わりの真相の謎解きを開始するのでした。

『いまさら翼といわれても』

夏休みの初日に伊原からの電話で、合唱祭でソロパートを任されている千反田が姿を消したことを伝えられます。

今、千反田はどこに居て、何を思っているのか。

会場へと向かった奉太郎は、千反田の行方を追って推理を開始するのでした。

千反田の苦悩する新たな1面が垣間見える表題作に加えて、更に他の古典部のメンバーたちの新たな1面が垣間見える短編を含めて全6篇で構成されています。

まとめ

今回は『氷菓』から最新作まで古典部シリーズ読む順番について紹介しました。

読むオススメの順番としては、下記になります。

  1. 『氷菓』
  2. 『愚者のエンドロール』
  3. 『クドリャフカの順番』
  4. 『遠回りする雛』
  5. 『ふたりの距離の概算』
  6. 『いまさら翼といわれても』

基本的に刊行された順に読むと、作品内の時系列が成立するのでオススメです。

しかし、どの本も跨いでの謎はないので、気になった作品から読んで見ても楽しめると思います。

気になった方は是非チェックしてみて下さい。

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